「おいしい塾 たべよ・まなぼ」取り組み
子どもは、自分のできることを何かお手伝いすることで、無料でごはんが食べられる「まかない」型こども食堂です。自主学習のサポートも行っています。
-   「おいしい塾 たべよ・まなぼ」は、毎週月曜日、午後2時〜8時(食事は午後5時くらいから)に白河市愛宕町で開催されています。小学生〜18歳までのこどもは無料でてづくりのごはんが食べられますが、料金の代わりに何かひとつ「できること」でのお手伝いが必要です。料理を手伝う、歳下の子の勉強を教える、お掃除や皿洗い…などです。「できること」を探すことは、こどもたちの「強み」探しです。
-   ボランティアスタッフが自主学習のサポートも行います。相談支援(カウンセリング)の専門家(精神保健福祉士等)が常駐しており、こどもたちや親御さんの家庭や家族関係、学校についての相談にも応じ、問題解決のサポートも行っています。おとなのみなさんもカンパ(投げ銭)でこどもたちと一緒にごはんが食べられます。地域の農家さんが作る「安全・安心」なお野菜のうち、形が揃っていない等の理由から販売できないお野菜をカンパしていただき、食料廃棄の問題についてもこどもたちと一緒に考え、小さく取り組んでいます。
お問い合わせ先
団体名 | Project KAKE COMI(カケコミ) |
開催曜日・時間 | 毎週月曜日午後2時〜午後8時(祝日はお休み) |
住所 | 白河市愛宕町48(月花心) |
メールアドレス | info@kakecomi.org |
ホームページURL | http://www.kakecomi.org/ |
わたしたちの目指す社会
  こどもたちにとって、何があっても諦めなくていい社会を目指しています。家庭の状況や経済事情、学校に行けない、病気や障害。そういったことで、夢の実現を諦めなくて済む社会です。それはとても難しいことかもしれません。ですが、ちゃんとお腹が満たされていて、そして勉強を続けていれば、チャンスはゼロにはなりません。おいしいご飯と、自主学習のサポート。小さな取り組みですが、それが初めの一歩だと思っています。
カケコミって?
  かけこみ寺とコミュニティ(community)を掛け合わせた造語です。嫌なことがあったとき、辛いとき、家や学校や職場にいられなくなったときにちょっとかけこめる安全な場所でありながら、ちゃんと地域社会とつながっている。心を休めて、充電して、そしてまたいつでも社会に戻っていける。そんな待避所、給水所のような居場所を造りたいと願ってつけました。「たべよ・まなぼ」はそのプロジェクト第1弾です。