「中野よもぎ塾」取り組み
経済的な理由で塾や家庭教師などで学習をしていない中学生を対象にした、無料の学習塾。
経済的な事情で、塾や家庭教師などの学習機関に習っていない中学1〜3年生を対象に、無料塾を開催しています。
「学校の授業についていきたい」「得意を伸ばし、苦手を克服したい」「未来を切り拓くために勉強したい」、そんな中学生の皆さんに、ひとりひとりに合った学習指導を行います。
指導するのは社会人、大学生、大学院生などのボランティアスタッフです。
毎回3コマの授業がありますが、2コマは個別に学習指導を行い、1コマは基本的には集団授業を行います。「学ぶ」ということを広くとらえた、学校や一般的な塾の授業とは少し違った授業が行われます。向学心をあおり、オトナも中学生も広く知識を身につけられるような授業が、集団授業です。
また、サマーキャンプや交流イベントなども不定期的に行っています。
お問い合わせ先
団体名 | 中野よもぎ塾 |
開催曜日・時間 | 毎週日曜日(or土曜日)18〜21時 |
メールアドレス | nakanoyomogi@gmail.com |
電話番号 | 050-3563-2114 |
ホームページURL | http://ameblo.jp/nakanoyomogi |
取り組みをはじめた理由、きっかけは?
中野よもぎ塾は、代表の大西が家庭教師先で聞いた話がもとになって立ち上がることになりました。
当時、小学4年生だった教え子の勉強を見ることになったとき、その学校で学級崩壊が起きていることがわかりました。少子化もあって、学年で1クラスしかない状況で、学級崩壊が起きてしまった……。そのクラスでは、塾に行っている児童は学校の授業を受けなくても勉強ができ、それ以外の子は「九九もできない」状況に追い込まれてしまっていたのです。
もちろん、これは学校の現場、また学校教育制度の問題などが大きいのですが、単純に「塾にお金を出せる子と出せない子とで学力に差が出てしまうのは、義務教育の範囲内においては違うのではないか」という違和感を感じ、この塾が生まれました。
他にも、子どもの貧困の問題や、教育格差の問題、学校教育制度の問題など、さまざまな現状を打破したいという思いはありますが、まずは「近くにいて、困っている子に手を差し伸べられれば……」というのが一番大きな動機となっています。
どんな先生がいるの?
社会人、大学生、大学院生が、ボランティアで教えに来てくれています。
代表は雑誌や本を作る仕事をしています。副代表は童話作家です。そんなこともあって、クリエイター系の人材は多いかもしれません。社会人でも、公務員、会社員、自営業、フリーランスとさまざまな立場の人がいます。大学生・大学院生も理系・文系さまざまです。それぞれが、自分の得意分野を活かして生徒たちに指導を行っています。